いつ勉強するの?

あなたの勉強は「強いられた勉め」になっていませんか?

平日、生徒たちは朝から夕方まで学校で授業を受けます。受験生ともなると放課後塾に通う生徒も多いでしょう。そこでも授業をたくさん受けて夜遅く帰宅した生徒たちは、夜の残された時間、宿題やプリントの山と格闘しなければならないことでしょう。

さて、このコラムのタイトルは「いつ勉強するの?」と語りかけていますが、これは勉強をしない生徒に向けられた言葉ではありません。実は、前段に記した多くの「勤勉な」生徒たちに語りかけているのです。

勉強とは何だろう?

塾通いをすることも宿題をすることも、その価値を否定するつもりは毛頭ありませんが、そこには少なくとも学ぶ喜びや意欲がなければならないと思います。テストがあるからとか、みんな塾に行ってるから、といった理由でする勉強は本当の勉強とは言えません。勉強とは、「あのことが知りたい!」「だったらこっちはどうなんだ?」などといった知的な欲求に突き動かされ、自ら答えを求めて取り組むものではないでしょうか? 

重要なのは、勉強が「強いられた勉め」ではなく、自主的なものであることだと思うのです。強いられた学びは恐らく長続きしません。その時は「勉強」しているつもりでも、(入試などの)与えられた目標がなくなった途端、机に向かわなくなることでしょう。

最適環境は自宅

ゼルバー輝は、中学生は自宅で勉強するのが基本という考えに基づき運営されています。生徒には平日の夕方以降は、家庭という空間でたっぷりある時間を有効に使いながら、たくさん頭を使い、そして勉強してもらいたいと思っています。そこで疑問に思ったことや一人ではできなかったことがあれば、週末にゼルバー輝で解決してもらえばいいのです。そして、共に学ぶ友達や先生から新たな刺激を受け取り、家に持ち帰ってまた自分で勉強する。この繰り返しです。

「勉強」は進学後も社会に出てからも必要とされます。その意味でも、若い時に自主的に勉強する習慣を身につけることが肝要です。私たちの目標は、ここに通う生徒たちにそうした習慣を中学生のうちに身につけさせることです。